tech 株式会社
眞空精工

電子ビームの特徴

非鉄金属・異種金属

部分改質

電子ビーム溶接(Electron Beam Welding)とは、

 真空中で発生・加速させた電子の衝突エネルギーを利用して溶接を行う技術です。

 

微細溶接

  ●ビードが細く、入熱、歪みが少ないので、精密加工に向いています。

 

深溶け込み溶接

  ●ビーム出力範囲が広く、微細溶接から厚板貫通溶接まで幅広く対応できます。

 

非鉄金属溶接・特殊金属溶接

  ●真空中で溶接する為、チタンなどの高酸化(活性)金属の溶接も可能です。

  ●Al鋳物、焼結金属、などの特殊金属や、レアメタル材の溶接も可能です。

 

異種金属溶接

  ●CuとSUS、インコネルとハステロイ、コバールとCuなど異種金属溶接が可能です。

 

高純度溶接

  ●空気中の不純物が溶接時に混入しにくいです。(純度が保てます。)

 

低歪み溶接

  ●入熱が少なく、熱膨張や収縮による部材の歪みは小さくなります。

   (例:TIG溶接に比べ1/7~1/10程度)

  ●交差の細かい製品に関して、電子ビーム溶接が有効です。

電子ビーム溶接は真空下で実施される為、

   大気下では溶接が困難な非鉄金属でも溶接が可能です。

また、

   真空中の作業なので不純物の混入や酸化などを抑制した溶接が可能です。

 

溶接可能金属

 

●同金属溶接

 A1050、A2000、A5052、A5056、A6061、C1020

 SUS304、SUS316、SUS430

 Ta、BeCu、Cr、Ti、W、Nb、インコネル、 ハステロイ、Mo、Ni、Fe etc...

 

●異種金属溶接

 Cu-SUS、コバール-Cu、Fe-SUS、インコネル-ハステロイなど

 

※合金可能な金属であれば、溶接が可能です。

 上記以外の金属に関しても、お気軽にお問い合わせください。

軟質金属の部分強化~銅、アルミニウムなど~

電子ビーム部分改質加工(Electron Beam Partial Modification:EBPM)では、

母材金属材料と添加金属材料を部分的に合金化したり、金属の焼き入れや再溶融による組織改善などで、金属を強化します。

電子の運動エネルギーによる溶融なので、高い精度が求められる部品・製品に最適です。

 

 

合金化

●雌ねじを部分改質で合金化することによってヘリサートやエンザートが不要になります。

●Oリング溝やシール面を部分改質することによって、あたり部分の耐久性が向上します。

 【母材:Al】HRB硬度=80程度

 【母材:Cu】HRB硬度=88程度

 

 

溶融処理と被溶融処理

【非溶融処理】

●焼入れ→自己冷却で冷却液を使いません。

●固相拡散→焼結材など真空中での再結晶化処理が可能です。

 

【溶融処理】

●合金化→硬化→Al材を鋳鉄並に硬くします。

●微細化→強化→急冷却により微細組織を形成します。

●健全化→強化→真空中の再溶融で鋳造品の巣を除去します。

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